受験生のみなさん、こんばんは。OKU_JCLです。あなたの受験勉強応援します!
さて、受験生、特に国公立大学を目指して5教科の勉強を頑張っている人に、常につきまとうのが「受験する教科・科目」を「絞る・減らす・捨てる」という誘惑です。表現の仕方によってニュアンの差はありますが、
「物理が苦手。化学だけなら8割めざせるのに…」
「数Ⅲを選択しなくても受験できるから…」
「私大なら3教科の勉強に時間をかけられる…」
「科目を絞って効率よく勉強するなら少しでも早いほうが…」
「『オレ、数学イラナイから捨てた』とか言ってるあいつがカッコイイ…」
こういうことです。

確かに、1科目でも減れば残りの科目にたくさん勉強の時間をかけられる気がするし、苦手な科目や仕上がってない科目を気にするストレスを感じることもなくなるよね。気持ちはよくわかります。でも、それはきっと錯覚です。科目を減らした受験生に起きる未来予想を紹介していきます。
科目を減らした受験生に起きること3つ
- 第一志望に出願できない
- 競争はイージーモードにはならない
- 勉強時間は自分が思うほど増えない
第一志望に出願できない
これは詳しく説明しなくてもわかるよね。みんなが行きたい難関国公立大と、その次の難易度の大学とは受験に必要な科目数が異なることが多い。倫理+政経が必須とか、二次試験で理科2科目とか。科目を減らしてしまえば、他の科目でどれだけいい点数を取っても、出願すらできません。
勉強が苦しいからといって、今まで自分が目指してきた目標や将来の夢を曲げて、第一志望を諦めていいのか、考え直したほうがいいね。
競争はイージーモードにはならない
全国の受験生があなたと同じようなことで悩み、迷っています。全部の科目を勉強しきれなくて、科目を減らした方がいいんじゃないか? と。あなたが科目を減らすと、同じ選択をした同じような学力のライバルと競うことになります。科目を減らさなかった、あなたより学力の高い層はいなくなりましたが、もともとあなたはその層の受験生とは合否を競ってすらいませんでした。受験の難易度はランキング表の偏差値ほどはイージーになっていないのです。スーパーハードがハードになった程度です。
さらに、第一志望を変更して支えを失った受験生の心は流されやすく、合格しやすい難易度の大学を目指して目標と勉強のモチベーションが一段ずつ、時間ともに下がっていきます。
勉強時間は自分が思うほど増えない
科目を減らせば残った科目の勉強時間が増える! はずでしたよね。残念ながら、あなたの成績が伸びなかったのは科目が多過ぎて勉強時間が分散していたからではありません。勉強の時間が足りないか、勉強の能率が悪いかのどちらか、あるいは両方が原因でした。勉強の量と質という根本的な問題が改善しないうちは、科目を減らそうが参考書を変えようが、大きな変化は期待できません。
勉強の量と質の改善は、最初は量。自分の勉強を客観的に評価できる目線ができてきたら量と質を同時に向上させるという道筋がいいですね。勉強の量と質の問題はまた別の記事で。
結論:科目を減らしてはいけないのか
ここまで説明した通り、科目を減らすと大きなデメリットが生じます。しかし、第一志望をここと決めたら一切妥協せず初志貫徹しなければならない、というわけでもありません。高校生活のどこかの段階で難関国公立大学を第一志望に決めたとしても、実際そこに合格できるのは一部の人ですから、どこかのタイミングで第一志望を戦略的に変更して結果的に科目が減ったりすることは、現実的な選択としてありえる話でしょう。
- 経済的に私大という選択肢がないので国公立に合格するのが最優先
- 大学には資格をとりに行くので大学の難易度にはこだわらない
- 都会のそこそこの私大がいい
- これ以上浪人できないので今年の受験で決めなければいけない
- 現在の学力と大学の難易度の差が開き過ぎている
どのタイミングでどこに第一志望を変更するかというのはケースバイケースなので、ここにパターン化して書くことはできませんが、一人で勝手に決めてしまうよりも保護者や学校・予備校の先生と相談した上で作戦を立てた方が良いでしょう。
それでも第一志望をあきらめたくない! 科目を減らそうなんて一時的な気の迷いでした! 自分の限界まで勉強がんばるぞ! という人、私は大好きです。




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